RD を Word にペースト。RDtool のフォーマットライブラリとして作ってみました。
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最近は文書をやりとりするときに Word を使うことがめっきり多くなり、Word と Meadow (Emacs) を行ったり来たりしながら文書を編集するようになりました。
Meadow はテキスト編集、Word は書式設定・印刷というふうにうまく使い分けられればいいんですが、Meadow から Word にペーストしたテキストを Word 上で修正してしまうこともあり、そうなるとデータの管理が非常に面倒なものになります。
複雑な書式設定や図表を取り込んだようなものは Word 文書を残しておいてもやむをえないけれど、印刷のために簡単な書式設定を施しただけの文書はプレーンテキストのほうだけ残しておき、Word文書のほうは使い捨てにしたい。
そういう方針を貫くために、Meadow で編集中のテキストを手間なくWordに貼りつけられて、簡単な書式設定までは済むようにしてしまおう、と思って、作ってみました。
RDtoolは、文書をツリー構造化して、それをフォーマットライブラリに渡すようになっているので、とてもわかりやすかったんですが、HTMLやmanなどのようにタグをテキスト中に混ぜていくというやり方が採れないので、その点で少しややこしくなっています。また、今のところRDを100%実装しているわけでもありません。
rd2word でググってみたら、こちらとかぶってた……
The RWiki - RDtool::FormatLibrary
http://pub.cozmixng.org/~the-rwiki/rw-cgi.rb?cmd=view;name=RDtool%3A%3AFormatLibrary
そうか、WordのXML形式に変換すればいいのか。
ruby-list に突然名前が出てきてびっくり。
実際、これを作ったとき、RDtool の最新情報がどこにあるのかわからなくて少し戸惑った (Webではあちこちでリンクが切れているし、Programming Ruby (2nd ed.) には索引には載っているのに本文には載ってないし、RDoc が正式なソースコード中ドキュメントの形式になったようなので、RD を扱う RDtool はもうメンテされなくなったのか? とか思った) ので、その状況が改善されるのはうれしい。
rd2word は使ってくださっている人がいるのかどうかわかりませんが、いろいろ問題を見つけて少しずつ修正しているので、そのうちアップデートします。
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