ザウルスと母艦のファイル同期に。
Unison File Synchronizer というファイル同期のツールがあることを偶然に知りました。
rsyncと違って双方向に更新ファイルをやりとりするし、CVSとも違ってバージョン管理機能などはバッサリ切り捨てているらしい。RSHかSSHで通信できるホスト間なら簡単に同期ができるようです。
まだサイトの説明を読み始めたばかりなので、勝手がよくわからないのですが、とりあえず、Linux用とWindows用 (MSVC、Mingw、Cygwin) のバイナリとソースは Unison のサイトで提供されているし、Mac OS X 用バイナリはないけれども、サイトの説明を読めばソースからコンパイルできました。ザウルス用バイナリは http://www.tuxmobil.org/software/unison/から入手できます (2004/11/22追記: ザウルス上でセルフコンパイルしたものを配布しています → 記事)。
※上のサイトにある unison_2.9.1-1_arm.ipk をそのままインストールすると、/home/root のパーミッションが 775 になってしまい、セキュリティ上まずいことがわかりました。適当なディレクトリで
tar xzOf unison_2.9.1-1_arm.ipk ./data.tar.gz | tar xzvf - ./usr/bin/unison
として unison の実行バイナリだけとりだして、/usr/bin に入れておけばよいでしょう。
今まで複数マシンで編集するファイルは、ネット上、またはザウルス上に CVS リポジトリを作っておいて、SSH経由で update/commit する、という方法をとっていたんですが、バージョン管理はなくても十分、と思うこともありました。更新作業の手間はUnisonのほうがはるかに楽そうです。
Posted by Hiroyuki KUROSAKI at 2004年02月16日 18:28サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
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