東京と出雲を結ぶ山陰線経由の寝台特急「出雲」が、17日出雲発の運行でおしまい、と父から知らせが来ていた。
18歳で上京してから30代はじめごろまで、盆暮れの帰省にはもっぱら出雲号を利用していた。半日かかるけれど、寝台でゴロ寝して本でも読みながらウトウトし、目が覚めたころには着いている。けっこう気楽な旅だった。
もうそんな旅はできない、と思うと一抹の寂しさがある。
折しも今日は大学の卒業式。卒業生の溌剌とした笑顔にやや気圧されつつ、それに引き換え自分の学生時代はなんとユルかったことよ、と世代の差を感じた。
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