このサイトで使っている Movable Type には、書かれている記事にツッコミを入れる方法として、Comment をつける以外にも TrackBack という面白い機能がついています。TrackBackが盛んに使われるようになった場合についての興味深い考察が、
another mitsuhiro's blog: TrackBack3 にありました。
TrackBack は簡単に言ってしまうと、Aさんの記事をBさんが読んで、関連記事をBさんのサイトに書いたときに、その記事へのリンクをAさんのサイトから張ってもらうというものです。リンクを張ってもらうには、Bさんの記事投稿時に TrackBack ping をAさんのサイトに送ります。Aさんの記事が TrackBack ping を受け付ければ、リンクが張られます。
myojinさんの記事では、これが comment に代わることで匿名性がある程度排除される、と述べられています。私もそれがたぶん TrackBack のねらいだと思います。相互にサイト上でアイデンティティを確保しながら議論することになるので。
でも、TrackBack ping を送るのはサイトを持っていなくてもできます。たとえば2ちゃんねるのスレから ping を送ることだって技術的には可能です。
(あとでちょっと実験してみます。)
ただ、匿名性を厳しく排除するための対策を施せば解決するかもしれません (ping 送り主のIPがTrackBackのURLと一致するかどうかチェックする、など)。
TrackBackの使われ方が今後どういうことになるのか、例えばTrackBack荒らしのようなものが出現するのか、注目していきたいと思います。
Posted by Hiroyuki KUROSAKI at 2002年11月30日 11:22サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
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