Kuro-san: 更新日誌

ZaurusでCVSを使う

CVSを ipkg 化してみました。ひょっとしたらもうすでにどこかでバイナリパッケージが配布されているのかもしれませんが…。

http://noir.s7.xrea.com/pub/zaurus/cvs-core_1.11.18-1_arm.ipk
http://noir.s7.xrea.com/pub/zaurus/cvs-contrib_1.11.18-1_arm.ipk
http://noir.s7.xrea.com/pub/zaurus/cvs-doc_1.11.18-1_arm.ipk
の3本立てです。

SL-A300用cvs-core (--enable-rootcommit をつけてconfigureしたもの)
http://noir.s7.xrea.com/pub/zaurus/cvs-core_1.11.18-sla300-1_arm.ipk

cvs-coreだけ入れれば動きます。が、これが一番巨大です。

CVSとSSHとRubyが使えるPDAが、以前から私にとっての理想だったので、これで大満足…といきたかったのですが、一つ大きな問題が。

VFATでフォーマットされた (つまり、買ってきたままのフォーマットの) SDカード上にワーキングコピーやリポジトリを作ろうとすると、大文字のディレクトリ名が小文字に変わってしまい、うまく動作しないのです。

この問題はなかなかやっかいで、手動でオプションつきで mount(8) すれば回避できるらしいのですが、/etc/fstab にこのオプションを書いても無視されているみたいです。

結局SDカードをext2でフォーマットして使うことにしました。

(以上、2003-01-17 18:16:56)

(追記) すみません、cvs-contrib のパッケージングをしくじりました。cvs-contrib_1.11-4_arm.ipk をインストールしてしまった方は、アンインストール後に、ターミナルでrootになって

/usr/lib/ipkg/cvs-contrib.postrm rm /usr/lib/ipkg/cvs-contrib.postrm

を実行してください。

(以上、2003-01-17 18:16:56)

(2003-01-26 追記) 前に公開していた 1.11.4 にはセキュリティホールがありました。

また、1.11.4 の cvs-core, cvs-contrib をVFATフォーマットのSDカード、CFカードにインストールした場合、アンインストールの後に以下のファイルが残ってしまいます。

/mnt/card/QtPalmtop/share/doc/cvs/copying
/mnt/card/QtPalmtop/share/doc/cvs/readme
/mnt/card/QtPalmtop/share/cvs/contrib/readme
(SDカードの場合。CFカードなら /mnt/cf 以下)

新しいバージョンをインストールする前に、これらを削除しておく必要があります。

(2004-06-02 追記) 1.11.15 以前には重大なセキュリティホールがあったため、1.11.16 に差し替えました。

(2004-06-14 追記) 1.11.17 に差し替えました。

(2004-11-15 追記) 1.11.18 に差し替えました。