SL-C3000 の hdd3 を ext3 化
SL-C3000 の hdd3 が vfat な理由
のつづきです。
Velさんのコメントにあるように、「本体ディスク」(hdd3) でなく、SDカード等 (vfatフォーマットの) をPCで読み書きする場合には、USBストレージ方式でも支障ありません。
ただ、うっかりして「本体ディスク」を選んだ状態でPCと接続すると、ディスクをフォーマットしてしまう危険性があるけでなく、ザウルス上で /hdd3 (/dev/hda3) がいったんアンマウントされてしまいます。
これは /etc/hotplug/usbdstorage.agent というスクリプトで行われていて、接続が終わったら vfat で再マウントしようとしています。ext3 になっている場合、ここで失敗して、アンマウントされたままになってしまいます。
そこで、この部分も修正しておくことにしました。
bash-2.05$ su # cd /etc/hotplug # cp -p usbdstorage.agent usbdstorage.agent.orig # vi usbdstorage.agent
以下、vi の操作。
(1) /vfat[Enter]
→ "mount -t vfat ..." の行に移動。
(2) cf8
→ "vfat" から "... utf8" までが編集対象に。
(3) ext3 -o noatime[Cancel]
→ "ext3 -o noatime" に書き換え。
(4) [Ctrl+L]
→ 画面をリフレッシュして変更を確認。
(5) ZZ
→ 上書き保存して終了。
実は vfat でマウントしているところがもう一箇所あります (/dev/hdc3 を /hdd3 にマウント) が、とりあえず今回は関係ないので無視しました。
また、/etc/hotplug/usbdstorage.agent を見ると、/hdd3/NotAvailable というファイルが存在すれば、アンマウントしないようなので、たんに
# touch /hdd3/NotAvailable
だけで対策になるのかもしれません。
ぴろさんから教えていただいた情報 によれば、ext3 フォーマットでも Ext2fsd というドライバをインストールすれば、Windows でも読み書きできるそうです。が、私はまだ成功していません (ザウルスを接続した瞬間にPCがリブートしてしまう)。また、読むだけなら他にもいろいろと方法があるようです。
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