宗教についての「問い」を中心に立てて、自分で考えることを促す、ということを第一の目標に掲げて編集された、初学者向けの宗教学入門テキストです。知識詰め込み型、もう少し穏やかな言い方をすれば情報提供型のテキストとは対極にありますが、それでも参考文献リストや相互参照、索引が完備されているので、理論や事例についての知識を得るための拾い読みももちろんOKです。
一般の書店にも並ぶと思いますので、ぜひ手にとってみてください。
私もいくつかの項目を執筆させていただきました (4章28(葛西氏と共同執筆)「宗教の社会行動、宗教NGO」、5章28「政教分離とナショナリズム」、29「戦死者の慰霊・追悼、モニュメンタリズム」、6章37「メディア・情報化と宗教」、38「家郷の喪失・回帰と宗教」)。
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