2006年12月16日

メディア・リテラシー

(ちょっと加筆、修正)

愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 雑誌をカッターで切り抜いて「どうしていけないんですか」という女性は本当に存在するのか
愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 世田谷区立中央図書館の越後信子係長に「切り取られた本」について聞いてみました

読売新聞の、図書館の本、傷だらけ…「切り抜き」「線引き」横行 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) について、検証を試みた人の記事。

読売の記事には、

 越後さんには忘れられない“事件”がある。3年ほど前、館内で若い女性が最新号のファッション雑誌からヘアスタイルの写真をカッターで切り抜いていた。驚いて注意すると、女性は悪びれる様子もなく「どうしていけないんですか」と言い放ったという。

という非常に印象的なエピソードが記されている。それに対し、ブログ等では、雑誌が切り取られるケースというのは「袋とじ」のせいではないのかという反応も見られる。これらを検証しようというもの。

私もこの記事を読んで、一番驚き呆れたのはこの箇所だったけれど、こういう何の罪悪感もなく切り取るケースというのはどの程度一般的なのだろうか、とも思った。公共心の低下を憂うという趣旨に寄りかかって、そのあたりをきちんと検証しないで済ませるのは、たしかに危うい。

Posted by Hiroyuki KUROSAKI at 2006年12月16日 07:39 このエントリーを含むはてなブックマーク
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