先月、Simply Red の「ほぼ」セルフ・カバー集を聴いたとき、歌詞が耳に吸いつくようにぴったりと自分に入り込んで来るのに驚いた。意味を正確に理解したということではない。一語、一句がはっきりと聴き取れる。聴き覚えのある曲ばかりだからかもしれないし、もともとミック・ハックネルが平易な言い回しを選んでいるからかもしれない。
そんなことが頭の隅にあったせいか、先日、ピーター・バラカンさんが『ロックの英詞を読む』という本を出しているのを知ったとき、すぐに注文した。押しつけがましくない、親切な解説にほれぼれする。選曲も4分の1ぐらいが私好みで、アルファベット順のためいきなり Alison (Elvis Costello) が1曲めというのもいい。
歌詞といえば、オリジナル・ラヴの「キングスロード」も面白かった。ロック、ポップスの定番曲に日本語の訳詞をあてるというもの。そういえば「王様」って今も活動してるのかな。
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