深水顕真さんから新刊の『みらいに架ける社会学』 (早坂裕子・広井良典編著、ミネルヴァ書房) をいただいた。
社会学の基礎理論やさまざまな分野の社会学的研究を通観するという社会学入門テキストの体裁をとっているが、「情報・メディアを学ぶ人のために」という副題がついているように、「情報・メディア」という切り口がいずれの章にも織り込まれた格好になっている。
深水さんが執筆されているのは第7章の「情報時代と宗教―IT化による宗教の破壊と創造―」。ここでも、ウェーバーのカリスマ論をベースに宗教教団形成の段階をめぐる基礎的な理論をおさえながら、今日の情報・メディアと宗教とのかかわりに議論を進めている。
来年度の授業の参考文献にぜひ紹介したい。
サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)